2024年04月25日

【CITIZEN】1980年代のシチズン・エクシードの修理


 1980年代に製造されたシチズン・エクシードの画像です。
型番EUR-294/定価10万円/製造年度1983年/黒文字盤/超硬質合金ケース/クォーツムーブメント/電池寿命約2年/年差10秒以内/サファイアガラス/日常生活防水

 ケース内部に傷みがあり、リューズが固着して回らず、電池を交換しても動きません。修理でお預かりしましたが、電気系統の回路が壊れているときは修理は不可能です。オーバーホールで直る場合は概算費用2万~2万5千円、納期2ヶ月を見込んでいます。

 裏蓋に2730-271874、31000673の時計番号が刻印されています。この年代のクォーツ時計は部品供給が終了しているためメーカーでは修理を引き受けてくれません。何とかして直して差し上げたいと思います。

 1980年代は国産クォーツ時計の全盛時代で、セイコー、シチズン、オリエントがムーブメントの薄型化、小型化を競い合っていました。エクシードは10万円クラスの高級モデルとして登場し、40万円クラスのエクシードゴールド(K18製)と共に人気を集めました。  


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2024年04月15日

【CITIZEN】シチズンXC(クロスシー)の修理


 シチズンのレディースウォッチ、 XC(クロスシー)の画像です。エコドライブと呼ばれるソーラー電波時計ですが、二次電池の劣化に伴う不具合が起きたため、概算費用18,000円~、納期1ヶ月で修理を行うことになりました。

 白い文字盤に白色の革バンドがよく似合っています。今回の修理の際にバンドも一緒に交換する予定で、追加費用7,000円を見込んでいます。
  


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2024年03月07日

【CITIZEN】シチズン・エクシードのメーカー修理


 1994年製のシチズン・エクシードの画像です。ケース径36mmのメンズモデルで、電池寿命約2年のクォーツムーブメント(Cal.0331 )で作動します。

 電池交換しても遅れるため、シチズンのサービスセンターにてオーバーホール修理を行う事になりました。概算費用15,000円~、納期1ヶ月を予定しています。

 クサリバンドの材質はステンレススチール製、留め部の構造はワンプッシュ脱着式のバックルタイプです。  


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2024年03月05日

【CITIZEN】シチズン・クロスシーのメーカー修理


 2000年代に製造されたシチズン・クロスシー(CITIZEN XC)の画像です。電池交換不要のソーラー電波時計ですが、長年の使用で二次電池が劣化し、充電不足が原因で時計が正常に作動しなくなりました。

 シチズンのサービスセンターでは二次電池交換と一緒にオーバーホール修理を行います。費用は17,000円、納期1ヶ月の予定です。

 革バンドが傷んでおり、一緒に交換する事になりました。バンドの素材は牛革、価格は6,300円です。  


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2024年02月05日

【CITIZEN】シチズン和装用ウォッチの修理


 昭和の時代に作られていたシチズン製の和装用ウォッチです。着物の帯に挟んでおく時計で、蓋を開けると時計が見える仕組みになっています。着物を身に着ける女性の方向けの時計として販売されていました。

 裏蓋の内側に時計の情報が刻まれていました。製造番号を示す8桁の番号の頭の数字が0で始まっているので1980年か1990年のどちらかに製造された時計です。

 今回、修理の依頼がありましたが、電池の漏液が原因で錆が発生して機械部がほぼ壊滅状態でした。年代の古い時計のため、シチズンの修理対応期間も終了しており、残念ながら修理は出来ませんでした。  


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2024年02月02日

【CITIZEN】シチズンの柱時計の修理


 1990年代に製造されたシチズンの柱時計(4MJ644)の画像です。30分のときに1回、1時間ごとに時間の数だけボーンボーンと時報が鳴る壁掛けの時計です。

 時刻を合わせるときのスイッチは特になく、前面のガラスを開けて針の部分を指でグルグル回して時間を合わせます。

 ウズボンと呼ばれる四重に巻かれた金属を叩くときにボーンボーンという音が鳴ります。人工的な音色の電子音と違って昔ながらの本物の心地よい音が響きます。
   
 電池の液漏れが原因で時計が止まってしまい、製造元のリズム時計のサービスセンターで修理する事になりました。概算費用15,000円~、納期1ヶ月半を見込んでいます。  


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2024年02月01日

【CITIZEN】1996年製のシチズン・アテッサの修理


 1996年に製造されたシチズン・アテッサ(Cal.0855)の画像です。ソーラー時計の初期型モデルで、ストップウォッチ機構を搭載したクロノグラフウォッチです。

 軽量でサビに強いチタン製で、10気圧防水、サファイアガラス仕様です。バンドと時計が一体化されたブレスレットタイプなので市販のバンドに交換する事は出来ません。
   
 今回、長年愛用されてきたお客様から修理を依頼されましたが、シチズンのサービスセンターでの対応期間が終了していたため、修理を諦めざるを得ませんでした。本当に残念です。  


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2023年11月13日

【CITIZEN】1990年代のシチズンクォーツの文字盤修理


 1990年代に製造されたシチズンクォーツの画像です。ケース径34mmのメンズウォッチで、電池式クォーツムーブメントで作動します。
 文字盤の足が折れてしまい、向きが傾いてしまいました。文字盤の交換部品が終了しているため、今回は応急的処置で直す事になりました。

 裏蓋はオープナーという工具で開けるワンタッチ式です。閉めるときは指の力でグッと押し込みます。  


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2023年10月31日

【CITIZEN】シチズン・クロスシーのメーカー修理


 シチズンのレディースウォッチ、クロスシー(XC)の画像です。ソーラー電池で作動する光発電(エコドライブ)方式の電波時計です。

 ローマ文字の文字盤とゴールドメッキを施したケースとブレスレットが相まって、お洒落な時計に仕上がっています。

 リューズの下側にあるボタンを押すとソーラー電池の充電量を確認したり、電波の受信を強制的に行う事が出来ます。
 購入してまだ5年目ですが、時刻が合わない、電波がうまく受信できないというトラブルが起き、サービスセンターでオーバーホール修理を行いました。費用17,000円、納期1ヶ月でした。  


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2023年10月20日

【CITIZEN】1989年製のシチズン・エアダイバー200の電池交換


 1989年に製造されたシチズン・エアダイバー200の画像です。デジタル機能を搭載した本格的なダイバーズウォッチです。すでにメーカーの修理対応は終わっているため、故障した時点で時計としての寿命が尽きてしまいます。

 製造番号920685とキャリバーC520、ケース番号Q01512の刻印があります。裏蓋の構造は回転して開閉させるスクリューバック式です。 

 電池交換で何とか作動しましたが、経年劣化で防水性能が落ちていると思うので汗水に気をつけて使うようにアドバイスしました。費用は1,650円でした。  


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2023年09月19日

【CITIZEN】2010年代のシチズン・クロスシーのメーカー修理


 2010年代のシチズン・クロスシーの画像です。エコドライブ方式のソーラー電波時計で、H060キャリバーのクォーツムーブメントを搭載しています。

 時計全体にピンクゴールドメッキを施したブレスレットウオッチで、とてもお洒落な雰囲気に仕上がっています。

 ソーラー電波時計であっても年数の経過と共に二次電池が劣化して交換も含めた全体修理が必要になります。今回、概算費用18,000円、納期1ヶ月の予定でサービスセンターでオーバーホール修理を行う事になりました。  


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2023年09月15日

【RHYTHM】スモールワールドマリオレのメーカー修理


 1990年代に販売されたリズム時計のスモールワールドマリオレ(4MH750)の画像です。電池の液漏れが原因で時計が動かなくなったため、サービスセンターにて修理を行う事になりました。送料と梱包手数料も含めた概算費用16,500円、納期1ヶ月を見込んでいます。

 毎正時になるとメロディに合わせて人形がオルガンを弾く動きをします。部屋が暗くなると自動的にメロディが止まる消音センサーが付いています。

 時計の背面にメロディのON/OFFスイッチ、ボリューム調整、リセットボタンがあります。   


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2023年09月12日

【CITIZEN】2010年代のシチズンエコドライブの修理


 2010年代に製造されたシチズン・エクシードのメンズウォッチの画像です。ムーブメントは二次電池で作動するエコドライブ式の電波時計です。

 カレンダー表記の故障のため、サービスセンターにてオーバーホール修理を行う事になりました。二次電池とパッキン交換、防水テストなども含めて概算費用18,000円、納期1ヶ月を見込んでいます。
  


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2023年08月25日

【CITIZEN】1981年製のシチズン・レパードの電池交換


 1981(昭和56)年に製造されたシチズン・レパードの画像です。型番LPA58-0012、当時の定価が45,000円した時計で、電池寿命約2年、月5秒の高精度クォーツムーブメント(Cal.7933)を搭載しています。

 レパードはクォーツが1980年頃に登場したシチズンの中級クラスのメンズモデルで、薄型で上品なデザインが中高年の男性の方に受けていました。

 ワンピース構造のため電池交換の際には一旦お預かりして費用1,650円で対応しています。  


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2023年07月18日

【CITIZEN】1990年代のシチズン・エクシードの修理


 1990年代に製造されたシチズン・エクシードの画像です。ケース径24mmのレディースモデルで、電池寿命約2年のクォーツムーブメントで作動します。

 裏蓋に製造年度とケース番号、機械番号、製造国、防水性能などの時計に関する情報が刻印されています。今回、電池交換しても正常に作動しないため、概算費用2万円~、納期2ヶ月の予定でオーバーホール修理を行う事になりました。   


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2023年06月16日

【CITIZEN】シチズン・エコドライブのメーカー修理


 シチズン・エコドライブのレディースウォッチの画像です。文字盤に使われている白蝶貝はとてもきれいな素材で、真珠のような光沢感と高級感があります。

 お洒落なアクセサリー感覚ではめられるブレスレットウォッチに仕上がっています。

 今回、ソーラー電池の劣化が原因で充電がうまくいかないため、サービスセンターにてオーバーホール修理を行いました。費用13,000円、納期1ヶ月でした。

 裏蓋に製造番号09102036 、キャリバーG620、ケース番号S061482 などの時計情報が刻印されています。  


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2023年06月08日

【CITIZEN】2006年製のシチズン・エコドライブの修理


 2006年に製造されたシチズン・エコドライブの画像です。製造後16年が過ぎ、時計が正常に動かないとの事で修理の相談があり、シチズンのサービスセンターでオーバーホールと二次電池の交換作業を行いました。費用13,000円、納期1ヶ月でした。

 金メッキケースに黒色の革バンドを装着した薄型のドレスウォッチです。2000年代以降はめっきり減ってしまいましたが、90年代以前にはこういった革バンドタイプの時計がセイコー、シチズンで数多くラインアップされていました。

 裏蓋に永年勤続表彰の時計である事が刻印されていました。持ち主の方にとっては記念すべき時計であり、今回の修理で元気に動き続けてくれる事を願っています。  


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2023年05月23日

【CITIZEN】ヴェールダンスの腕時計の修理


 日本のアパレルブランド、ヴェールダンスの腕時計の画像です。文字盤にカレンダーと24時間表示の3つの小窓がデザインされており、電池寿命約2年のシチズン製のクォーツムーブメント(Cal.6329A)を搭載しています。

 電池を交換しても正常に作動しないため、製造元のシチズンのサービスセンターで修理を行い、費用15,000円、納期1ヶ月で完了しました。

 ヴェールダンスは1988~2014年に日本のアパレルメーカーのサンエーインターナショナルが販売していたブランドで、時計の製造メーカーはシチズンでした。  


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2023年05月18日

【CITIZEN】1980年代のシチズン・エクシードゴールドの修理


 K18ゴールド製の高級クォーツ時計としてシチズンが1980年代に発売したエクシードゴールドの画像です。超薄型のクォーツムーブメントを搭載したシチズンの最高峰モデルとして登場し、時計業界でも大きな話題になりました。

 シチズンのアフターサービスは終了しましたが、使用電池を変更する改造修理によって直す事は可能です。ただし、電気系統の部品が正常である事が前提で、部品交換を要する故障のときは修復が困難です。修理可能な場合は概算費用25,000円~を見込んでいます。

 ケースから裏蓋まですべてK18ゴールド製です。K18はステンレススチールより柔らかいので変形しやすいため、裏蓋の開閉の際も慎重に作業する必要があります。  


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2023年05月12日

【CITIZEN】1979年製のシチズン・エクシードの修理


1979年に製造されたシチズン・エクシードのメンズモデルの画像です。
型番EXD-793 E/当時の定価85,000円/クォーツムーブメント/電池寿命約2年/月差10秒以内/UHAG(超硬質合金ケース)/黒文字盤/メンズモデル

 9で始まる8桁の番号で製造年度を特定します。この時計の場合、9の次がOCTOBERを意味する「0」なので1979年10月製造だと判断します。

 今回、電池交換しても正常に作動しないためオーバーホール修理が必要な状況です。回路と呼ばれる電気系統の部品が壊れると修理が不可能ですが、今回は大丈夫そうでした。概算費用2万円台、納期2ヶ月の予定で修理を進めています。  


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