2014年11月28日
1970年代のロレックス・サブマリーナデイトの修理
10月29日のブログで紹介した1970年代製のロレックス・サブマリーナデイトの修理が無事に完了し、本日お客様にお渡ししました。オーバーホールとブレス交換、その他諸々の部品交換で修理代は約23万円かかりましたが、新品同様になった時計を見て、費用に見合うだけの仕上がりに大満足しました。さすがはロレックスの修理です。お客様にも大変喜ばれ、本当に良かったです。
上の画像が修理後、下の画像が修理前の時計の状態です。すっかり生まれ変わって、文字盤のアンティークな雰囲気を残しつつ、サブマリーナ本来のかっこいい時計になりました。
文字盤周辺のケース内側のサビも除去され、きれいに仕上がっています。ベゼルが取り付けられ、ブレスも新品に交換したことで、時計そのものがまるで新品のようです。
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![](http://img02.eshizuoka.jp/usr/m/u/r/muramatsu/DSCs_0026sk13k_2.jpg)
修理代の内訳は次の通りです。
オーバーホール47,000円、ガラス交換5,000円、リューズ交換11,000円、チューブ交換5,500円、ベゼル交換29,000円、ブレス交換95,000円、針交換(3本)12,000円、内装部品交換5,000円、送付手数料2,500円、消費税16,960円、以上の合計額228,960円が今回の修理代です。
ケースにサビが発生していたため、状況によってはケース交換になる可能性もありましたが、今回はサビの除去作業で回復し、防水テストにも合格しました。
2014年11月27日
1986年製のセイコー・エクセリーヌのオーバーホール修理
1986年に製造されたセイコー・エクセリーヌ【型番:SETW960/定価50,000円】の修理品の画像です。購入して28年が経過し、今までにも何度か修理をしてきましたが、最近時計が止まりがちとのことでお預かりし、オーバーホール修理を行ないました。電池交換とパッキン交換も含めて費用は12,960円、修理期間は約1ヶ月でした。
今までに2度のオーバーホールを実施し、電池交換やバンド交換も含めると、すでに購入金額を上回る費用をこの時計に費やしてきました。しかし、お客様にとっては亡くなったお父様からのプレゼントの品であり、どんなに費用が掛かってもずっと使い続けたいという気持ちが強く、これからも大切に愛用すると仰っていました。
裏蓋に刻印された「7321-0070」と「639013」の2つの番号から、キャリバーが7321、ケース番号が0070、製造年月が1986年3月であることが分かりました。SGP30というのは30ミクロンの金メッキのことで、ケースに30ミクロンの金メッキを施しているという意味です。
2014年11月25日
ロレックスGMTマスター2のオーバーホール修理
ロレックスGMTマスター2の修理品の画像です。7年前に私の店で販売した正規品のロレックスで、購入以来初めてのオーバーホール修理でお預かりし、ゼンマイ交換と研磨仕上げも含めて43,200円(税込)の費用で作業を行ないました。
今改めて見てもGMTマスターは実にかっこいい時計です。ベゼルの色合い、文字盤のデザイン、バンドも含めた全体の雰囲気など、ロレックスならではの味わいがあります。6年前にモデルチェンジして新型に切り替わりましたが、旧型の魅力は今でもまったく色褪せていません。
【品名:ロレックスGMTマスター2】【型番:Ref.16710】【販売当時の日本定価:577,500円(税込)】【ムーブメント:機械式自動巻き】【文字盤:ブラック】【大きさ:ケース径40㎜】【素材:ステンレススチール】【ガラス:サファイアガラス】【防水性能:100m防水】
2014年11月24日
CASIO G-SHOCKの電池交換 【時計修理】
カシオGショック【型番:GA-110C-1AJF/定価16,200円】のアナログとデジタルのコンビネーションウォッチの画像です。電池寿命約3年のクォーツモデルで、時計が止まってしまったとのことで電池交換の作業を行ないました。
カシオに依頼する場合はパッキン交換と防水テストも含めて3,240円かかりますが、今回はお客様のご希望で電池交換のみを当店で行ない,所要時間約15分、費用1,620円で完了しました。
通常はGショックの電池交換作業はカシオのリペアセンターにお任せしていますが、お客様がお急ぎの場合や、水中使用の機会がなく、20気圧の防水性能を必要としない場合に限り、即日対応で引き受けています。
2014年11月23日
新日本プロレス 後楽園ホール大会
11月22日の夜、新日本プロレスの後楽園ホール大会を観戦してきました。この日はタッグリーグの開幕戦で、たくさんの新日ファンが詰めかけて会場は超満員でした。雰囲気も上々で、第1試合から盛り上がり、最後まで十分楽しんできました。
今年のプロレス観戦も今日が最後、次はお正月の1.4東京ドーム大会です。棚橋、中邑、オカダを中心に選手たちが素晴らしい試合を見せてきたことで新日本の人気は確実に戻ってきました。
ドームに足を運ぶようになって10年になりますが、ここ数年、観客数もかなり増えています。次回もきっと素晴らしい大会になることでしょう。がんばれ新日本!
オカダの身体能力は高く、ドロップキックも迫力十分です。東京ドームのメインでは棚橋とオカダが
IWGPのタイトルをかけて戦います。私としては棚橋に勝たせてあげたいけど、果たしてどうなるか?
東京ドームでインターコンチネンタル選手権をかけて戦う中邑真輔と飯伏幸太がタッグマッチで対決しました。この2人のシングルマッチが今から楽しみです。
石井智宏と真壁刀義は東京ドームでNEVERのタイトルをかけて戦います。バチバチの激しい試合になることは間違いなく、これも楽しみなカードです。
永田裕志、中西学vs柴田勝頼、後藤洋央記のタッグリーグ公式戦が行われ、最後は永田がバックドロップホールドで柴田を仕留めました。永田の会場人気は高く、試合終了後も大きなコールが起きました。
内藤哲也とAJスタイルズがタッグリーグ公式戦でぶつかりました。次のエース候補として活躍が期待されている内藤、10月にIWGPの王座から陥落しながらも今年の新日本を大いに沸かせたAJ、まだ対戦カードの発表はありませんが、この2人が東京ドームで戦う可能性もあります。
タッグリーグ公式戦に登場した鈴木みのる、テーマ曲である中村あゆみの「風になれ」が会場に流れると自然に手拍子が起こり、入場シーンが盛り上がります。東京ドームでは因縁の相手、桜庭和志とのイングルマッチが決定しました。
天山広吉、小島聡はタッグリーグ公式戦でロブ・コンウェイ、ジャックス・ダンと対戦し、最後は天山がアナコンダバイスでダンからギブアップを奪い、勝ちました。
2014年11月22日
Paul Smith 【ポールスミス】の腕時計の電池交換
イギリスの人気ファッションブランド、ポールスミスの腕時計の画像です。シチズンがライセンス契約して製造した日本製の時計です。今回、時計が止まってしまったとのことで電池交換の依頼を受け、所要時間10分、費用1,620円で作業を完了しました。
裏蓋に「5530ーF52240」と「740161」の番号の刻印があり、5530がキャリバー、F52240がケース番号、740161が製造番号だと解釈します。使用している電池はSR920SWで、作動年数は約2年~が目安です。
2014年11月21日
BVLGARI B-ZERO1 中古リング
K18WG製のブルガリ・ビーゼロワンの中古リング(サイズ8番)の画像です。使用感が少なく、とてもきれいな状態で、専用ボックスも付いています。ブルガリショップで新品を購入すると216,000円(税込)もする高級品ですが、今回43,200円(税込)で中古販売を始めました。
ブルガリに確認したところ、このリングは特殊な形状のため、購入後に指の太さが変わってもサイズを直すことが出来ません。指のサイズがちょうど合う方にお勧めしたいと思います。今年のクリスマスプレゼントの候補にもいかがでしょうか?
【品名:ブルガリ・ビーゼロワン】【型番:不明】【サイズ:8番】【素材:K18WG(ホワイトゴールド)】【重量:約8.5g】【厚み:2.5㎜】【横幅:約7.5㎜】 【付属品:純正ボックス】
2014年11月20日
ロレックス・サブマリーナのガラス交換 【時計修理】
1995年頃に製造されたロレックス・サブマリーナの修理品の画像です。ガラスの2時位置付近が破損しており、交換修理の依頼を受けました。
バンドのクラスプ(パチンとはめる留め具)も交換が必要なほど傷んでいるため、オーバーホールとリューズ交換も含めて日本ロレックスにお願いすることにしました。これから見積もり作業を行ないますが、概算で10万円~の費用を見込んでいます。
サブマリーナは昔から人気のあるロレックスの定番モデルで、あらゆるメーカーのダイバーズウォッチの中でも特に人気が高く、有名な時計として知られています。
現在発売されている最新型のサブマリーナ【Ref.114060】の日本定価は70万円もしますが、【Ref.14060】と呼ばれた旧型の時代は30~40万円台で購入できました。
元々リセールバリューの高い時計でしたが、ここ1~2年で中古相場が高騰し、かっての新品価格を上回るほどの高値で売られているのが実情です。
2014年11月18日
昭和30年代のゼンマイ式の柱時計の修理
1958(昭和33)年に私の店で販売したゼンマイ式柱時計の修理品の画像です。製造元は愛知県のアイチ時計で、昭和50年代に時計の製造から撤退しましたが、安価で質の良い時計を製造する良心的な時計メーカーでした。
今回80代の女性の方から修理依頼があり、部品交換も含めて12,960円の費用で分解掃除を行ないました。半世紀以上前の時計ですが、枠の傷みも少なく、まだまだ使える状態です。これこそが資源を節約する本物のエコ時計です。昔の日本製品は本当にすごい!尊敬します。
文字盤に愛知時計のロゴマークと「AICHITOKEI」というローマ文字の社名が記載されています。文字盤の表面は経年劣化で傷んでいますが、これこそが56年の歳月を刻んできた時計の歴史の証であり、どんなに汚れてきても修復する必要などまったくありません。
時計の裏面に販売当時の保証書が貼付されており、1年間保証する旨が記載されています。
村松勘三郎というのは私の祖父で、村松時計店の創業者であり、先々代になります。長年にわたって使い続けてきてくれたお客様に改めて感謝します。
2014年11月17日
1970年代のシチズン・クロノグラフ・チャレンジタイマーの修理
1970年代後半に製造されたシチズン・クロノグラフ・チャレンジタイマーの画像です。時計が止まってしまうとのことでお預かりしましたが、交換部品の入手が困難で、修理後の保証も出来ないため、今回は未修理返却となりました。
職人さんの説明によると、この年代のクロノグラフウォッチの修理はセイコー、シチズン共に難しく、特にストップウォッチ関連の不具合が出やすいとのことでした。今回は依頼主の方のご期待に応えることが出来ず、私としても本当に残念でした。
当時の資料を調べたところ、初回発売年度が1973(昭和48)年、ムーブメントはCal.8110、モデル番号はCG-HW81、当時の定価が24,000円であることが分かりました。デザイン、質感は良く、当時の国産メーカーの水準の高さを示す時計のひとつだと思います。
裏蓋に刻印された「4-901045TA」が時計の型式番号、「91001083」が製造番号を示しています。表示方法がセイコーと同じであれば、製造番号の1桁目が西暦、2桁目が月を表し、この場合は1979年1月に生産された時計であると解釈します。
2014年11月16日
ルミノックス【LUMINOX】メガバス限定モデルの電池交換
ルミノックス・ネイビーシールズの日本国内限定モデル、Megabass(メガバス)の画像です。
時計が止まってしまったとのことでお預かりし、5,400円の費用で電池交換とパッキン交換、防水テストの作業を行なう予定です。
裏蓋に刻印された「154/200」の番号から、限定本数が200本であること、154番目に生産された時計であることが分かりました。
バス・フィッシングブランドの「Megabass」と、ミリタリーウォッチの世界的メーカー「LUMINOX」とのコラボで何年か前に200本だけ生産された時計です。ほとんどの商品が釣具業界に流通したため、一般のルミノックス正規特約店では入手困難なモデルでした。
2014年11月15日
タグホイヤー・アクアレーサーの電池交換
タグホイヤー・アクアレーサーのクォーツモデルの画像です。時計が止まってしまったとのことで電池交換の依頼を受け、所要時間10分、費用2,160円で作業を行ないました。300m防水の時計なので、必要に応じて防水テストやパッキン交換をお勧めしていますが、今回はお客様のご希望で電池交換のみの作業を引き受けました。
AQUARACERA(アクアレーサー)は海での使用を想定して開発されたタグホイヤーのスポーツウォッチです。深みのある青色の文字盤とベゼルがいかにも海の時計といった感じで、実にかっこいいと思います。イエローハンド(黄色秒針)もさりげなく目立ちます。
裏蓋に刻印された「WAB1112」の番号がタグホイヤー・アクアレーサーを特定するモデル番号です。もう1つの「ST3863」の番号が何を意味するのかは知識不足で分かりません。
2014年11月14日
1990年製のアルバ・フィールドギアの修理
1990年に製造されたアルバ・フィールドギアの修理品の画像です。電池交換しても時々止まるとのことでお預かりし、オーバーホール修理を行ないました。費用はパッキン交換、防水テスト等も含めて9,000円+税720円=9,720円、納期は約1ヶ月でした。
アルバは1980年頃に誕生したセイコーの別ブランドで、2万以下の安価なモデルを中心に販売されています。画像の時計は電池寿命約2年のV892キャリバーを搭載し、ネジロック式リューズを採用した20気圧防水のダイバータイプの時計で、当時の定価は9,500円でした。
長年使用してきたお客様の愛着と思い入れが強く、費用が1万円位かかっても直したいとのことで、今回修理を引き受けました。これでまたしばらくは大丈夫だと思います。
2014年11月12日
1974年製のセイコー5アクタスの修理
1974(昭和49)年に製造されたセイコー5アクタスの修理品の画像です。時計が止まってしまうとのことでお預かりし、オーバーホール修理を行ないました。費用はローター芯の交換、ケースの研磨仕上げも含めて13,000円+税1,040円=14,040円で完了しました。
今回の修理の依頼主は70代の男性の方で、何度かの修理を経て、今日まで愛用されてきました。文字盤の色やけ、針のサビ等も見られず、装着しているバンドも購入当時のままで、40年前に製造されたことを考えれば、かなり状態の良い時計です。
裏蓋に刻印された「7019-8010」はキャリバー(機械番号)が7019番、ケース番号が8010番であることを意味し、「483160」は1桁目の4が西暦の1974年、2桁目の8が8月を示す製造番号で、この場合1974年8月に作られた時計だと解釈します。
2014年11月11日
2005年製のグランドセイコーの電池交換
2005年製のグランドセイコーの電池式クォーツモデルの画像です。時計が止まってしまったとのことでお預かりし、電池交換とパッキン交換、防水テストのメンテナンスを行ないました。費用は5,400円、納期は1週間でした。デザインはいたってシンプルですが、リューズガードを採用したことで力強い雰囲気があり、重厚感あふれる時計に仕上がっています。
【品名:グランドセイコー】【型番:SBGX047】【定価:250,000円+税】【製造年度:2005年】【ムーブメント:電池式クォーツ】【精度:年差±10秒以内】【電池寿命:約3年】【防水性能:10気圧防水】【素材:ステンレススチール】【ガラス:サファイアガラス】
裏蓋に刻印された「9F62-0AA0」と「500155」の2つの番号から、ムーブメント番号が9F62、ケース番号が0AA0、2005年10月に製造された時計であることが分かりました。
中央部に刻印された獅子の紋章こそがGSのトレードマークです。昭和40年代に製造されていた旧式のGSには獅子の紋章を刻印した金色のメダリオンが裏蓋に付けられていました。
2014年11月10日
ROLEX MILGAUSS 116400GV
116400GVのリファレンス番号で呼ばれるロレックス・ミルガウス・グリーンガラスモデルの画像です。最大1000ガウスまでの耐磁性能を誇る時計として有名で、フランス語で1000を意味する「ミル」と磁束密度の単位である「ガウス」を組み合わせたネーミングが実に絶妙です。
【品名:ロレックス・ミルガウス】【型番:Ref.116400GV】【日本定価:783,000円】【ムーブメント:機械式自動巻き】【文字盤色:黒色】【ガラス:グリーンサファイアクリスタル】【大きさ:ケース径40㎜】【厚さ:13㎜】【素材:ステンレススチール】【防水性能:100m防水】
実際は黒文字版ですが、ガラスの色合いによって緑文字盤のように見えます。通常の黒文字盤タイプと比べても高級感があり、その独特な雰囲気に多くのロレックスファンが魅了されています。
2014年11月09日
2002年頃のロレックス・デイトジャストの修理
2002年頃に製造されたロレックス・デイトジャストの修理品の画像です。16200のリファレンス番号で知られるこのデイトジャストは当時、非常に人気がありました。すっきりしたデザインのポリッシュベゼルと縦縞のタペストリーダイヤル(文字盤)の組み合わせが絶妙で、とてもかっこいい時計です。
前回のメンテナンスから4年が経過し、オーバーホール修理を行ないました。内装部品(小鉄車、ツヅミ車)の交換、研磨仕上げ等も含めて費用は全部で45,000円+税3,600円=48,600円でした。
2014年11月08日
ウォルサム【WALTHAM】の懐中時計の修理
正確な製造年代は不明ですが、かなり古い年代のウォルサムの懐中時計の修理品をお預かりしました。交換部品の入手が難しく、引き受けても未修理で返却になる可能性もありましたが、今回は職人さんから修理可能の判断が出て、オーバーホールと香箱芯の交換で25,000円~の費用を見込んでいます。
ウォルサムは1850年代に誕生したアメリカ最古の時計ブランドです。その昔、世界各国の鉄道の標準時計として使用された歴史があり、日本でも1890年代に当時の鉄道作業局がウォルサムの時計を公式採用したとのことです。
裏蓋はまったくの無刻印で、あっさりと作られています。この年代の時計が現存し、正常に作動すること自体に価値があると思います。
2014年11月07日
1965年製のセイコー・スカイライナーの修理
1965(昭和40)年製のセイコー・スカイライナーの修理品の画像です。文字盤上に防水性能が3気圧(日常生活用防水)、石数が21石であることを意味する「WATER 30 PHOOF」「21jewels」の記載があります。今回オーバーホールの修理依頼を受け、ガラスや内装部品の交換等も含めて15,000円~の費用を見込んでいます。
裏蓋に刻印された「6220-9970、5D13494」の番号から、キャリバー(機械番号)が6220番、ケース番号が9970番、製造年度が1965年12月であることが分かりました。
中央部のマークはタツノオトシゴで、1960年代のセイコー製の防水時計の象徴として描かれており、その他にイルカやアシカのマークもありました。
2014年11月05日
プロレスリングノア 11/4 後楽園ホール大会
11月4日、東京水道橋の後楽園ホールにてプロレスリングノアのグローバルリーグ戦を観戦してきました。4日後に行われる優勝決定戦に向けて、丸藤vs森嶋、永田vs田中、小島vs関本などの好カードが組まれ、激闘が繰り広げられました。
永田裕志(新日本)と田中将人(ZERO1)は新日本のリングでも激闘を繰り広げ、常に熱い試合を見せてきた2人です。この日も会場が一番沸いたのはこの試合で、激しいぶつかり合いに客席はかなり盛り上がりました。最後は永田がバックドロップホールドで勝ちましたが、試合終了後に握手を交わす2人の姿に会場から大きな拍手が送られました。
小島聡(新日本)vs関本大介(大日本)はチョップ合戦とラリアット合戦の激しい試合になりました。小島44歳、関本33歳と11歳の差がありますが、2人ともよく体を鍛えています。特に関本の肉体はマッスルモンスター、肉体凶器とも呼ばれるほどで、隆起した筋肉は本当に凄いです。この日は小島がラリアットで勝ちましたが、敗れた関本にも大きな拍手が送られました。
この日のメインイベントはノアのエースである丸藤正道と、ヒールユニットとして敵対している「超危暴軍」のドン、森嶋猛の一騎打ちでした。永田VS田中、小島VS関本の外敵同士の闘いで盛り上がった後にノアの主役である2人がメインを締めるのですから、私の期待度も高かったのですが、淡々とした試合展開で盛り上がりに欠け、最後は森嶋がバックドロップであっさりと勝利しました。