2018年01月13日

【SEIKO】1969年製のキングセイコーの修理

【SEIKO】1969年製のキングセイコーの修理
 マニアの間でKSの呼び名で人気があるキングセイコーの修理品の画像です。文字盤の周辺部に浸食によるダメージが目立ちます。今回オーバーホールと文字盤仕上げ(リダン)の修理依頼があり、5万円~の概算費用と2ヶ月~の修理期間を見込んでいます。
【SEIKO】1969年製のキングセイコーの修理
 裏蓋に製造番号9N4810、キャリバー5625、ケース番号7040の刻印があります。中央部にゴールドメダリオンが記されていますが、腐食によってKSの文字が消えてしまいました。
【SEIKO】1969年製のキングセイコーの修理
 リューズは製造当時のままのオリジナルで、まだ継続使用が可能な状態を維持しています。純正部品は入手困難なため、出来るだけこの状態を保たせたいところです。



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Posted by 島田市☆村松時計店 at 09:00│Comments(5)時計修理セイコー
この記事へのコメント
この頃のモデルだと メダリオンが綺麗に残っているだけでも貴重そうですなぁ☆
少し前ですが地元の質屋さんの特売みたいなのでメダリオンが綺麗なGS ¥78,000が出てました。
リダンとは 文字盤仕上げの事を言うのですな。文字盤の交換かと…勉強になります
(~_~;)
Posted by ナカムラ氏 at 2018年01月13日 20:42
ナカムラ氏様

文字盤仕上げ、文字盤再生、文字盤書き換え、文字盤リダン・・・
文字盤修理に関する言い方は色々ありますが、どれも同じ意味です。
費用はまちまちで、業者によって腕の差や価格差があります。
やはり適正相場というものがあり、安ければ安いなりと言うことです。
Posted by 島田市☆時計屋さん☆むらまつ島田市☆時計屋さん☆むらまつ at 2018年01月14日 01:01
その売りに出てたGS(¥78,000 1カ月保証)は店頭で迷ってやめました
。60,70年代のアンティークの時計だと 普段の雨や雪、夏場だと汗も故障のリスクになりますか。
Posted by ナカムラ氏 at 2018年01月15日 22:31
LOWERCASEのソーラーダイバー、もちろん気に入ってます(´∀`)
このセイコーを週5,6回、サブマリーナを週1,2回で付けてます☆
ソーラークオーツ、オートマチックそれぞれ適材適所ですなぁ。よい勉強でした(~_~;)
Posted by ナカムラ氏 at 2018年01月15日 22:53
ナカムラ氏様

ナカムラ氏様の仰る通り、アンティークウォッチの場合、
汗水による故障リスクが高く、使用には気遣いが必要です。
古い時計ほど使用条件も厳しくなるものとお考えください。
Posted by 時計屋さん☆むらまつ at 2018年01月15日 23:11
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