2025年05月17日

【ROLEX】ロレックス・デイトジャストの修理


 ロレックス・デイトジャストのメンズモデル(型番16234)の修理品を紹介します。時計の調子が悪く、概算費用5万円の予定でオーバーホール修理を引き受けました。基本的な修理内容は「分解掃除、消耗部品交換、防水テスト、時間調整、クリーニング」です。

 K18ホワイトゴールド製のフルーテッドベゼルとシルバーダイヤルを組み合わせてデザインされた定番モデルです。80年代後半から90年代にかけて爆発的に売れた時計で、当時は円高の関係で並行品が正規品よりはるかに安い時代でした。

 クサリバンドの駒と駒の連結部が伸びて全体的に緩みが生じています。このバンドはジュビリーブレスと呼ばれ、デイトジャスト系のモデルに採用されている定番デザインです。
  


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2025年05月16日

【PANERAI】パネライ・ルミノールマリーナのバンド交換


 パネライ・ルミノールマリーナを紹介します。ケース径40mmの手頃なサイズの時計で、黒色の文字盤に白色の長短針がよく似合っており、パネライらしいかっこいいデザインに仕上がっています。

 パネライはイタリアの軍用時計として登場し、迫力のある巨大なケースサイズとシンプルなデザインで90~00年代にかけて人気を集めました。

 当店で購入されたお客様からラバーベルトの交換依頼があり、サービスセンターに費用を確認したところ、ベルト交換3万円~、バックル交換5万円~とのことでした。今回はバックルはそのままでベルトのみ交換することにしました。  


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2025年05月15日

【SEIKO】セイコーの音声デジタルウォッチ


 セイコーの音声デジタルウォッチを紹介します。型番SBJS001、定価16,500円の時計で、電池寿命約2年のクォーツムーブメントで作動します。 

 右下側のボタンを押さえると時計の上部に設置されたスピーカーから現在時刻を音声で知らせる仕組みになっています。

 裏蓋は4本のネジで留まっています。電池交換や修理の際はネジを緩めて開けます。

 セイコーは昭和の昔の時代から視覚障害のある方に向けた時計を作ってきました。時代とともに機械は手巻きからクォーツに切り替わりましたが、今でもアナログとデジタルの両方を作っています。必要とする人がいる限り、セイコーはこれからもきっと作り続けてくれるでしょう。  


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2025年05月13日

【OMEGA】オメガ・シーマスター ジャックマイヨールモデル


 映画「グランブルー」のモデルとして世界的に有名になったフランスの伝説的なフリーダイバー、ジャックマイヨールとオメガの記念ウォッチを紹介します。
 2002年に1500本生産された限定モデルで、海とイルカをこよなく愛したジャックマイヨールをイメージしたイルカのシルエットが青色の文字盤に描かれています。

 1500本限定の内の901番目の時計であることを証明する「0901/1500」のシリアルナンバーが裏蓋に刻印されています。

型番2588.80/ケーサイズ26mm/ステンレススチール製/サファイアクリスタルガラス/120m防水/ねじ込み式リューズ/電池式クォーツ/ブルーダイヤル(青文字盤)  


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2025年05月12日

【OMEGA】オメガ・シーマスターの修理


 オメガ・シーマスターの修理品を紹介します。詳細は不明ですが、1960年代頃の時計だと推定します。ケース径24mmのレディースウォッチで、機械はリューズでゼンマイを巻いて動かす手巻き式です。

 時刻が合わないとの相談を受け、オーバーホール修理を行うことになりました。概算費用4万円~、納期2ヶ月を見込んでいます。
 シーマスターは1980年代中頃からダイバーズ系のようなスポーツモデルに特化していきますが、70年代以前は地味で落ち着いた雰囲気の時計でした。  


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2025年05月10日

【ROLEX】ロレックス・オイスターパーペチュアルデイトの修理


 1975年頃のロレックス・オイスターパーペチュアルデイトを紹介します。型番1500、風防プラスチック製ガラス、ケース径34mm、ステンレススチール製、シルバーダイヤルの時計です。

 文字盤にシミ、変色、サビ、夜光塗料などの経年劣化によるダメージが目立ちます。使用環境にもよりますが、汗水や湿気の侵入が主な原因で、そのまま放置していると状態が悪化していきます。

 今回、オーバーホールの修理依頼があり、基本修理5万円、リューズ修理とローター真交換その他で3万円の合計8万円~の修理代を見込んでいます。

 オイスターブレスれと呼ばれるクサリバンドも傷んでいます。駒と駒の連結部にガタ、緩みが目立ち、クラスプの留め具も変形して噛み合わせが悪くなっています。  


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2025年05月09日

【SEIKO】2017年製のセイコー・プレザージュ


 2017年に製造されたセイコー・プレザージュを紹介します。真っ黒な文字盤と白色のローマ文字の目盛り、オレンジ色の針の組み合わせが絶妙で、実にかっこいい時計です。

 裏蓋にクリスタルガラスをはめ込んであるのでケース内の機械を鮮明に見ることが出来ます。こういった構造の裏蓋を通称スケルトン仕様と呼びます。

 型番SARW013、発売当時の定価が税別13万円した時計で、6R27キャリバーの機械式自動巻きムーブメントで作動します。プレザージュはセイコーの人気モデルで、昔ながらのメカニカルウォッチの好きな方に売れています。  


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2025年05月08日

IWCポートフィノの電池交換


 IWCポートフィノのクォーツモデルを紹介します。IWCとは「インターナショナル ウォッチ&カンパニー」の略で、スイスの老舗の時計メーカーです。ドイツの時計を彷彿とさせる質実剛健なデザインと丁寧な時計作りで高い人気を誇っています。

 電池交換の依頼がありましたが、裏蓋を留めている小さなネジが2本紛失しているため、一旦お預かりしました。こういったネジの紛失は時折あるトラブルで、ネジ締めが甘いと緩んできて抜けてしまいます。

 元々は黒色のワニ革バンドを装着していた時計ですが、イタリア製のエルミテックスという伸縮性のあるクサリバンドに交換しています。エルミテックスは昭和の古き時代から販売されてきたロングセラー商品で、伸縮するバネが柔らかくて肌触りが良いのが売り物です。  


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2025年05月06日

【SEIKO】昭和46年のセイコー鉄道時計の修理


 昭和40年代の古き良き時代を偲ばせる手巻き式のセイコー鉄道時計の修理品を紹介します。文字盤の6時位置の小窓に通称スモールセコンドと呼ばれる時計の秒針が配置され、とても良い雰囲気を醸し出しています。

「昭 46 249 広 鉄」の刻印から、昭和46年に広島鉄道の職員に支給された時計だと分かります。当時は手巻き式でしたが、昭和53年頃を境にムーブメントが電池式クォーツ(水晶発振式)に切り替わりました。
 オーバーホール修理の概算費用2万円~、納期2ヶ月を見込んでいます。鉄道ファンを中心に人気のある時計なので中古市場でも多くの鉄道時計が出回っています。  


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2025年05月05日

【SEIKO】1960年代のセイコー・チャンピオン


 1960年代に製造されたセイコー・チャンピオンを紹介します。チャンピオンはクロノスの後継機種として登場したセイコーの中堅モデルで、ガラスは風防と呼ばれるプラスチック製で、手巻き式のムーブメントで作動します。

 裏蓋に「SEIKO Champion」と刻印されています。膨らみのある裏蓋もいい感じです。  


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2025年05月03日

【ROLEX】ロレックス・エクスプローラー2の修理


 2000年代に製造されたロレックス・エクスプローラー2の修理品を紹介します。スポーツモデルには珍しい真っ白な文字盤デザインが実にかっこいいです。

 エクスプローラー2は白と黒の2色の文字盤があり、2000年代当時は黒文字盤のほうが人気がありましたが、2010年代後半の頃から白文字盤に人気が移りました。

 リューズのねじ込み具合が悪く、オーバーホールも含めた全体修理を行うことになりました。リューズの新品価格が高騰しているため、状態の良い中古リューズで交換し、概算費用8万円~、納期2ヶ月を見込んでいます。  


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2025年05月02日

【SEIKO】1969年製のグランドセイコー


 1969年に製造されたグランドセイコーの修理品を紹介します。ハイビートと呼ばれる高振動モデルで、国産初の「自動巻き10振動」機械を搭載しています。
 文字盤が変色していますが、時計が動く上では特に支障がなく、あくまでも見た目の問題です。むしろ郷愁を感じさせる古き良き時代のビンテージウォッチとしての魅力があると思います。

 裏蓋にGSの紋章である「ゴールドメダリオン」と6145-8000と972959の時計番号、日常生活用防水を意味する「WATER PROOF」の表記が刻印されています。

 当店では昭和の時代のグランドセイコーの修理を引き受けています。概算費用3万円~、納期2ヶ月が目安で、正確な料金は見積もり作業の結果で決まります。  


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2025年05月01日

ドイツ製のホールクロックの修理


 ドイツ製のホールクロックの修理品を紹介します。詳細は不明ですが、30年以上前に購入されたゼンマイ式の置時計で、発売当時の価格が100万円以上した高級時計だと思います。

 今回、時計が止まってしまうとの相談があり、職人さんと一緒にお客様の自宅に出張修理に伺い、時計本体部を外してお預かりしました。オーバーホール修理の概算費用は12~13万円、納期1~2ヶ月を見込んでいます。

 時刻、時報、メロディの役目を担う3本の錘(おもり)が時計の作動に合わせて徐々に下がってくる仕組みになっています。

 時計本体の側面に小さな窓があり、機械の内部を確認することが出来ます。  


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2025年04月28日

【CITIZEN】シチズン製の柱時計の修理


 シチズン製の柱時計の修理品を紹介します。詳細は不明ですが30年以上前に製造された時計で、単1電池で1年間作動するクォーツムーブメント式です。30分おきにボーンボーンと昔懐かしい音色で時刻を知らせてくれます。

 今回、時計が止まってしまうとの相談があり、製造元のリズム時計のサービスセンターに修理を依頼しました。概算費用で15,000円~を見込んでいます。

 裏側のプラスチック製の蓋の留め具が破損していましたが、まだサービスセンターに在庫が残っていたため、別途費用4,000円ほどで交換することにしました。  
タグ :シチズン


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2025年04月26日

【ROLEX】ロレックス・オイスターパーペチュアルデイトの修理


 1995年頃に製造されたロレックス・オイスターパーペチュアルデイトの修理品を紹介します。ケース径34mmと小ぶりなサイズのメンズウォッチで、ロレックス特有のシンプルなデザインの黒文字盤が実にかっこいいです。

 今回、時計が止まるとの相談があり、オーバーホール修理を行うことになりました。外装の仕上げと内装部品の交換も含めて概算費用5万円、納期2ヶ月を見込んでいます。

 日本ロレックスのサービスセンターの修理料金は10万円以上が見込まれます。当店の修理料金は5万円~が目安で、別途部品代を加算いたします。見積もり作業までは無料で引き受けますのでお気軽にご相談ください。  


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2025年04月25日

【OMEGA】オメガ・コンステレーションの修理


 1990年代に発売されたオメガ・コンステレーションのレディースモデルです。ピンクカラーの文字盤デザインが可愛らしく、とても人気のあった時計です。

 コンステレーションのメンテナンス費用は電池交換のみ2,750円、パッキン交換と清掃作業込みで5,500円、オーバーホール修理4~5万円~が目安です。

 後ろから見たデザインにも独特な雰囲気と魅力があり、可愛らしい感じがします。  


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2025年04月24日

【OMEGA】オメガ・シーマスターのバンド修理


 1990年代に発売されて大人気を博したオメガ・シーマスターを紹介します。深海をイメージしてデザインされた文字盤と青色ベゼルの組み合わせがとてもかっこいいです。

 クラスプ(バンドの留め具)の噛み合わせが悪くなり、はめたり外したりするときに困るようになりました。メーカー修理の場合はクラスプ一式交換で3万円ほど掛かりますが、「クラスプばね」という部品交換で直れば費用も6~7,000円ほどで済みます。

 90年代は時計業界にとっても時計ファンにとっても良き時代でした。円相場が今の半分くらいの頃は日本の正規定価も安く、なおかつ並行輸入品が30~40%OFFくらいで販売されていて、シーマスターやスピードマスターを10~20万円台で買うことが出来ました。  


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2025年04月22日

【TAGHEUER】タグホイヤー・スポーツエレガンスの修理


90年代に人気を博したタグホイヤー・スポーツエレガンスシリーズを紹介します。金メッキとステンレススチールのコンビモデルで、電池式クォーツムーブメントで作動します。

時計に詳しい人ならすぐにタグホイヤーだと分かる特徴的なバンドデザインが実にかっこいいです。

 電池交換しても動かず、時刻合わせのときもガリガリと異音がするため、オーバーホール修理を行うことになりました。概算費用3万円台、納期2ヶ月を見込んでいます。  


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2025年04月21日

【SEIKO】1999年製のセイコー・ランドマスターのメーカー修理


 2年間だけ製造された1999年製のセイコー ランドマスターを紹介します。
型番SBDW007/キネティックAGSムーブメント(5M43キャリバー)/ブラックダイヤル(黒文字盤)/ステンレススチール製/サファイアガラス/20気圧防水

 キネティック(AGS)とは振動で充電する仕組みのクォーツムームーブメントで、AGSとか自動巻き発電とも呼ばれていました。セイコーが開発した画期的な技術でしたが、時代の主流はソーラー時計に移り変わっていきました。

 二次電池の劣化による不具合で充電システムが正常に働かないため、サービスセンターに修理を依頼しました。概算費用3万円、納期1ヶ月を見込んでいます。  


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2025年04月19日

【ROLEX】ロレックス・オイスターのビンテージウォッチ


 60~70年代にかけて製造されていたロレックス・オイスターのビンテージウォッチを紹介します。型番6426、ケースサイズ34mmのメンズモデルで、機械は手巻き式です。

 いたってシンプルにデザインされた時計です。オイスターブレスレットと呼ばれるクサリバンドと銀色の文字盤(シルバーダイヤル)がよく似合っています。

 当店では4~5万円の概算費用でロレックスのオーバーホール修理を引き受けています。※リューズ等の部品交換が必要なときは別途費用になります。  


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