2017年06月14日
新日本プロレス 6/11大阪城ホール オカダvsケニー
6月11日、新日本プロレスの大阪城ホール大会を観戦してきました。この日のメインはオカダ・カズチカvsケニー・オメガのIWGPヘビー級王座戦で、1.4東京ドームで50分近い死闘を展開し、世界中のプロレスファンから絶賛された黄金カードの再戦でした。
ケニーはオカダのヒザを執拗に攻めて、場外の机に叩きつけ、オカダも場外に設置した机にケニーを寝かせてトップコーナーからエルボーを炸裂させるなど、破天荒な試合展開に場内はどよめの連続でした。
一進一退の攻防は延々と続き、いったいどんな結末を迎えるのかと、最後までハラハラしましたが、60分フルタイムで引き分けとなり、オカダが王座を防衛しました。
試合終了の瞬間、2人の健闘を称えるように自然発生的に場内から拍手と大歓声が沸き起こりました。オカダもケニーも凄いレスラーです。この試合を観戦できて本当に良かった!
セミファイナルで内藤哲也vs棚橋弘至のIWGPインターコンチネンタル王座戦が行なわれました。
このカードは1.4東京ドームの再戦で、そのときに負けた棚橋にとっては屈辱を晴らすべきリベンジマッチとなりました。
内藤は棚橋の挑戦を拒否し、カード決定に異を唱えていました。それだけに内藤の攻撃はえげつなく、棚橋の負傷箇所である右腕を執拗に攻め、場内からブーイングを浴びていました。
最後は棚橋が勝利を収めて王座を奪取しましたが、右腕の状態がかなり悪そうで、万全の動きではありませんでした。7~8月はアメリカ遠征とG1クライマックスの開催を控えており、棚橋にとっては厳しい夏になりそうです。
後藤洋央紀と鈴木みのるがNEVER無差別級王座を賭けて、ランバージャック・デスマッチで対戦しました。両軍のセコンドが入り乱れる大荒れの展開の末、タイチのイス攻撃でひるんだ後藤をみのるがゴッチ式パイルドライバーで仕留めました。
高橋ヒロムに『BEST OF THE SUPER Jr.』覇者のKUSHIDAが挑戦したIWGPジュニアヘビー級戦は真っ向からぶつかり合う激しい試合となりました。
今年に入り、ヒロムに王座戦で二連敗を喫し、何としても負けられないKUSHIDAは雪崩式バックトゥザフューチャーからのホバーボードロックでギブアップを奪い、王座を奪還しました。
80年代に活躍したプロレスラー、ダスティ・ローデスの息子で元WWEのCodyがマイケル・エルガンとスペシャルマッチで対戦し、得意技のクロスローズで勝利を収めました。
タイガーマスクWが第1試合に登場し、見事な空中技で会場を沸かせました。その正体はイケメンレスラーとして人気の高い飯伏幸太で、夏のG1への参加が期待されており、もし実現すれば盛り上がること必至です。
大阪城ホールは収容人員11,000人規模の大会場ですが、チケットはすべて売り切れ、立ち見が出るほどの大観衆が詰めかけて超満員でした。2000年代の低迷期から脱し、見事に復活を果たした新日本プロレスの人気がこれからも上昇していくことを願っています。
Posted by 島田市☆村松時計店 at 09:00│Comments(0)
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