2014年12月07日

K18ゴールド製のセイコー・クレドールのバンド修理

   
 K18ゴールド製のセイコー・クレドールの修理品の画像です。はっきりした製造年度は不明ですが、たぶん1990年代初め頃の時計だと思います。ケースとバンド全体がK18で作られており、販売当時の定価が100万円以上した高級品です。  
 
 バンドのあちらこちらに傷みが見られ、一部がめくれていたり、破損箇所もあり、このまま使用し続けたらバンドが切れてくる可能性が高く、非常に危険な状態です。
 
 セイコーのサービスセンターに診断を仰いだところ、バンドの修復修理に約12万円かかることが分かりました。ロー付けという作業を行ないますが、元通りにきれいに直すことは困難で、若干の修理跡が残るそうです。あまりにも費用が高額なため、今回の修理は見送りとなりました。  


Posted by 島田市☆村松時計店 at 12:24Comments(0)時計修理セイコー