2017年06月05日

【KS】1973年製のキングセイコーの修理を断念

   【KS】1973年製のキングセイコーの修理を断念
 1973(昭和48)年に製造されたキングセイコーの画像です。カレンダーの早送り機能の不具合でお預かりしましたが、ヨードレバーという部品が傷んでおり、交換部品の入手が困難であることが分かったため、今回は修理を断念しました。
   【KS】1973年製のキングセイコーの修理を断念
 キングセイコーのロゴマークである「KS」の他にキャリバー5626、ケース番号7140、製造年度1973年6月であることを示す刻印があります。 裏蓋はスクリューバックと呼ばれるねじ込み式で、開閉の際には専用工具を使います。
   【KS】1973年製のキングセイコーの修理を断念
 濃淡、明暗、色調が微妙に変化するグラデーションカラーの文字盤に9面カットのクリスタルガラスがよく映えます。44年前の古い時計ですが、バンドは発売当時のオリジナルのままで、外観もとてもきれいな状態だけに、未修理で返却することが大変残念です。



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Posted by 島田市☆村松時計店 at 09:00│Comments(2)時計修理セイコー
この記事へのコメント
機械式とクオーツに関係なく、製造から40年以上経つと 交換部品が手に入るかどうか…なのですなぁ
Posted by ナカムラ氏 at 2017年06月05日 16:40
ナカムラ氏様

今回の場合、オーバーホール修理は大丈夫でしたが、
カレンダーの早送り機能を回復することが出来ませんでした。
逆に言うと、カレンダーの不調を気にしなければ、
その他の修理は出来るということです。
Posted by 時計屋さん☆むらまつ at 2017年06月05日 17:34
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