2016年08月14日

1971年製のキングセイコーのオーバーホール修理

   1971年製のキングセイコーのオーバーホール修理
 1971年製のキングセイコーの画像です。キングセイコーは1968年から第二精工舎の亀戸工場で製造が開始されたセイコーの高級時計で、諏訪精工舎で製造されていたグランドセイコーと共に国産アンティークウォッチの人気モデルとして知られています。
 今回、時計マニアのお客様からオーバーホールの修理依頼を受け、お預かりしました。外見的に大きな傷みがなく、とても良い状態で保管されています。現在見積もり作業を進めていますが、概算で2万円台の修理費用を見込んでいます。
   1971年製のキングセイコーのオーバーホール修理
 ウラブタ中央部に「SEIKO KS」と刻印されたゴールドメダリオンが燦然と輝いています。「4502-7001、100893」の2つの番号からムーブメントキャリバー4502、ケースナンバー7001、製造年度1971年10月であることが分かりました。  
 製造後45年ほど経過していますが、古い時計に時折見られるような浸食、錆等もなく、ウラブタの状態も良好です。時計の品質がしっかりしていることが寿命を伸ばしている一番の要因だとも言えますが、今までのオーナーの扱い方が丁寧だったことも大きいと思います。



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Posted by 島田市☆村松時計店 at 11:26│Comments(0)時計修理セイコー
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