2011年02月05日
19世紀初頭の置時計、アンソニアの修理
1850年代から1920年代にかけてアメリカで製造販売されていた時計メーカー、
アンソニア【ANSONIA】のゼンマイ式時計の修理品の画像です。
外枠は大理石で作られており、かなりの重さの置時計です。
アンソニアは1920年代に工場が閉鎖され、その歴史を閉じたアメリカ最古の時計メーカー
ですが、大正から昭和初期の時代には日本にも多くの置時計が輸入されたそうです。
今回、骨董品業者から譲り受けたというお客様からの依頼で、オーバーホール修理を
行なうことになり、修理予算2万5千円、修理期間2ヶ月を見込んでもらい、お預かりしました。
この年代の時計がいまだに存在し、正常に作動すること自体が貴重なので、何としてでも
時計をよみがえらせてあげたいと思います。製造年代は19世紀初頭だと推察しますので、
100年前後は経過しており、ゼンマイ式時計ゆえの寿命の長さに改めて驚かされます。
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2/6(日)~2/9(水)までお店を4連休して沖縄に出掛けてきます。
沖縄は何度行っても大好きな場所で、あの空気、景色にいつも気持ちがリフレッシュします。
仕事をリタイアしたら、夏は北海道、冬は沖縄で暮らしてみたいなあ、というのが私の夢です。(^0^)
Posted by 島田市☆村松時計店 at 10:05│Comments(0)
│時計修理
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