2010年07月08日

カシオGショック・フロッグマンの電池交換

カシオGショック・フロッグマンの電池交換

防水性能が強く、潜水使用にも耐えるカシオGショック・フロッグマン【DW9900】の
電池交換作業を行ないました。所要時間は10分~、費用は2,100円(税込)でした。

当初はカシオのリペアセンターで防水テスト、パッキン交換も兼ねて電池を交換してもらう
つもりでしたが、カシオに送ったところ、交換作業の際に外すベゼル(時計周りのカバー)が
劣化しているため、万が一作業中に亀裂が生じても部品交換の対応が出来ない、
との理由で未修理のまま時計が戻ってきました。

たしかにウレタン製のベゼルが経年劣化で弾力性がなくなり、時計本体から外す際に
亀裂が生じる可能性は高く、カシオが修理に二の足を踏む気持ちもよく分かります。
しかし、戻ってきた時計を私なりに慎重に作業したところ、亀裂が生じることなく無事に
電池交換が出来ましたので、私なんかよりたくさんの数をこなし、手慣れているはずの
カシオのリペアセンターのスタッフに出来ないはずがありません。

今回のような事例は今までにも何回もあり、今後も増えていくことが予想されますが、
「部品交換の対応不可のため未修理にて返却」という結論で一律的にお断りするのではなく、
亀裂が生じるかもしれないというリスクを事前に説明し、そのときはそれでも構わないという
承諾をユーザーから得られた場合に限って引き受けてもいいように私は思うのですが・・・。

カシオGショック・フロッグマンの電池交換

カシオGショック・フロッグマンの電池交換





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Posted by 島田市☆村松時計店 at 16:11│Comments(3)時計修理
この記事へのコメント
そうですよね、しっかりと説明いただければ理解しますよねぇ。
私のもお世話になりましたが、大切に使わせてもらっております。
Posted by 晃ちゃん祐ちゃん父さん晃ちゃん祐ちゃん父さん at 2010年07月08日 22:51
どの業種、どのメーカーさんにも言える事ですが・・・
購入していただく前のサービスは一流ですが、購入後のサービスは二の次、三の次になる傾向がありますよね。
でかい図体のメーカーになればなるほど、この傾向は強いように思います。
Posted by クマクマ at 2010年07月09日 09:48
晃ちゃん祐ちゃん父さんへ

画像のフロッグマンは晃ちゃん祐ちゃん父さんのDW9900と同じモデルですね。
実はカバーに亀裂が生じても、それはカバーの見た目だけの問題で、
機械本体と防水性能には関係がないので、その辺の事情を説明して、
理解を求めれば、リスクを承知してくれるユーザーは多いと思います。

クマさんへ

購入後のアフターサービスは本当に大事だと思います。
特に商品に満足し、長期間使用していたユーザーにとって、
せっかく直そうと思ったのに、たいした理由もなく修理を断られたらショックだと
思いますし、きっとメーカーに対する信頼感も揺らぐと思います。
そして問題は、クマさんがおっしゃる通り、大きなメーカーほど融通が利かないことで、
それはきっとどこの業界もきっと同じなんでしょうね。
Posted by むらまつむらまつ at 2010年07月09日 15:41
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カシオGショック・フロッグマンの電池交換
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