2020年02月10日
【ROLEX】1950年代のロレックス・デイトジャストの修理
1950年代に製造されていたロレックス・デイトジャストのレディースモデルです。リューズのねじ込み不良、歯車の破損等による故障でお預かりし、オーバーホール修理を行う事になりました。リューズと内装部品の交換、その他諸々で8万円~の修理費用を見込んでいます。
フルーテッドベゼルとジュビリーブレスのデザインが相まってゴージャスな雰囲気の時計に仕上がっています。
リューズのねじ込みが悪く、しっかり締まらなくなりました。ロレックスのリューズの部品流通価格は3~4万円の高値で推移している上に供給量も減少傾向です。
風防プラスチックガラスに擦り傷が付いています。傷が深いときはガラスを交換しますが、浅いときは研磨作業である程度の傷を修復する事が出来ます。
古い年代のロレックスの特徴であるセミバブルと呼ばれる形状の裏蓋が使われています。
12時側のケース側面に「6517」のリファレンスナンバーが刻印されていました。
この記事へのコメント
この頃に既にデザインが完成されていたのが分かりますな…60年以上前に。ソレが直せて使えることが素敵ですわ☆ GPSソーラーは機能や技術の進歩なんでしょうが…長く故障せずに使えるとゆう工業製品の基本から、どこかズレている気がします。
Posted by ナカムラ氏 at 2020年02月11日 22:25
ナカムラ氏様
半世紀以上経ってもまったく魅力を失っていない完成度の高いデザインに感服しますね。
実はセイコーの60年代の時計にも同じ魅力があり、当時のGSやKS、マーベルなどのデザインに惹かれます。
昨今のGPSソーラー時計は人の心に訴えるモノとしての魅力に欠け、単なる高機能製品に過ぎないと思います。
携帯電話やパソコンのような感覚で購入し、壊れたら買い換える、そういう時計では人の心に響く魅力は生まれないですよね。
半世紀以上経ってもまったく魅力を失っていない完成度の高いデザインに感服しますね。
実はセイコーの60年代の時計にも同じ魅力があり、当時のGSやKS、マーベルなどのデザインに惹かれます。
昨今のGPSソーラー時計は人の心に訴えるモノとしての魅力に欠け、単なる高機能製品に過ぎないと思います。
携帯電話やパソコンのような感覚で購入し、壊れたら買い換える、そういう時計では人の心に響く魅力は生まれないですよね。
Posted by 時計屋さん☆むらまつ at 2020年02月15日 10:25