2018年10月01日

【CITIZEN】1981年製のシチズン・エクシードゴールドの修理

【CITIZEN】1981年製のシチズン・エクシードゴールドの修理
 1981(昭和56)年に製造されたシチズン・エクシードゴールドの画像です。発売当時の定価が45万円した高級品で、時計全体がK18ゴールド製、当時のクォーツ時計としては世界最高水準の薄さを誇りました。
 すでにメーカーでの修理対応が終了している時計ですが、長年愛用してきたお客様から修理の依頼があり、ムーブメントの一部改良も含めてオーバーホール修理を行い、無事に作業を完了しました。費用は27,000円、納期は1ヶ月半でした。
【CITIZEN】1981年製のシチズン・エクシードゴールドの修理
 裏蓋に4‐798948、1070095、18K 750の刻印があります。

 4月5日のブログで紹介した同型の別モデルの修理事例でも触れましたが、この時計の使用電池(SR910SW)が在庫終了した事を理由にメーカーは修理対応も終了してしまいました。
 しかし、40万円以上した時計がそれだけの理由で修理出来ないというのでは、長年愛用してきたお客様があまりにも気の毒です。
 そこで、ムーブメントの一部に改良を施し、現在でも流通している電池(SR914SW)で作動するように仕様変更することで修理を可能にしました。この修理によって今後は電池交換に困る事はなくなりました。製造後40年近く経った時計なので、残りの寿命に限りはありますが、当分の間は元気に動いてくれるはずで、お客様にも大変喜ばれました。



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Posted by 島田市☆村松時計店 at 08:10│Comments(0)時計修理シチズン
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