2017年05月13日

【ROLEX】1950年代のロレックス・エアキングの修理

  【ROLEX】1950年代のロレックス・エアキングの修理
 1950年代に製造されたロレックス・エアキングのアンティークウォッチの画像です。時計マニアのお客様からオーバーホールの修理依頼があり、作業を行ないました。
 古い年代の時計のため、日本ロレックスに依頼すると文字盤や針等も交換の話が出ることが予想され、いつも仕事を頼んでいる職人さんにお任せしました。費用はリューズとガラス、ゼンマイ交換も含めて全部で73,000円(税別)でした。   
   【ROLEX】1950年代のロレックス・エアキングの修理
 文字盤の周辺にサビ、変色がありますが、アンティークウォッチによく見られる年代相応の傷みで、この時計が歩んできた歴史だとも言えます。
   【ROLEX】1950年代のロレックス・エアキングの修理
 リューズが摩耗していたので交換しました。日本ロレックスでの交換代金はチューブ込みでも14,000円ほどですが、部品業者からの取り寄せ価格は2倍以上に高騰しており、お客様への販売金額も3万円を超えました。
   【ROLEX】1950年代のロレックス・エアキングの修理
 この時計は「ビッグエアキング」と言われる歴代エアキングの中でも希少性の高いアンティークロレックスです。ムーブメントはバタフライローターの初期型キャリバー1530ムーブメントです。
 型番はRef.5504、ボーイズサイズの5500より大きめのメンズサイズです。流通本数の少ないスーパープレシジョン仕様モデルで、文字盤色はつや消し仕様のシルバーカラーです。



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Posted by 島田市☆村松時計店 at 09:00│Comments(0)時計修理ロレックス
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