2017年03月07日

【SEIKO】1976年製のグランドクォーツの電池交換

【SEIKO】1976年製のグランドクォーツの電池交換
 1976年に製造されたセイコーグランドクォーツです。型番QNH800、当時の定価が74,000円した時計で、電池寿命約2年、月差±5秒以内の高精度クォーツムーブメントを搭載しています。
 今回、電池寿命切れの予告機能で秒針が2秒ずつステップするようになったため、即日対応で電池交換を行ないました。費用は1,620円、所要時間は10分でした。
【SEIKO】1976年製のグランドクォーツの電池交換
 経年劣化によってリューズがかなり傷んでいます。これでは防水もまったく効かないので、汗水の侵入を防ぐために水仕事はもちろんのこと、夏場の使用も控えたほうが賢明だと説明しました。
【SEIKO】1976年製のグランドクォーツの電池交換
 電池交換の際は裏蓋全体ではなく、上部の丸い部分だけを開けて作業します。これは初期型のクォーツ時計によく見られた裏蓋の構造で、機械も電池も大きくて厚い時代でした。
【SEIKO】1976年製のグランドクォーツの電池交換
 裏蓋に製造年度を示す6N1014、キャリバーとケース番号を示す4840-8041が刻印されています。CAP GOLDはケース表面に金メッキ処理を施しているとの意味です。



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Posted by 島田市☆村松時計店 at 09:00│Comments(0)時計修理セイコー
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