島田市☆村松時計店　（時計の修理情報／時計の入荷情報）

　　　
　90年代から00年代にかけて人気を博したオメガ・シーマスタープロフェッショナルのクォーツモデルの画像です。7年前にオーバーホール修理をしたお客様から電池交換の依頼があり、お預かりしました。パッキン交換と防水テストも一緒に行ない、費用は6,000円～を見込んでいます。
　　　
　この年代のシーマスターは機械式自動巻きと電池式クォーツの2種類のタイプがあり、かなりの
本数が出回っています。当時の日本定価は20～30万円台位でしたが、現行モデルでは電池式
クォーツが廃止になり、機械式自動巻きのみになり、価格も40万円台～に値上がりしています。
　　　
　シーマスターの裏蓋は専用工具を使って開閉するスクリューバック方式です。電池交換のみでも
作業を引き受けていますが、シーマスター本来の防水性能を維持するためにはパッキン交換と
防水テストを一緒に行なうのがベストです。