2014年01月11日

今から50年前、1964(昭和39)年の時計の修理料金表

     今から50年前、1964(昭和39)年の時計の修理料金表
 今から50年前、東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年の時計の修理料金表です。
鹿児島県の時計商組合のものですが、全国組織の時計商組合に加盟していた地方支部の料金表なので、全国的にもほぼ同一料金に近かったと思います。
 仮に当時の物価を現在の10分の1程度と推定し、料金表の金額も現在の10分の1程度に考えた場合、並品の分解掃除の6百円が現在の6千円、中級品の8百円が現在の8千円、高級品の2千円が現在の2万円となり、現在よりは若干安めの価格設定だったように感じます。
 当時は手巻きと自動巻きの機械式時計の全盛時代で、まだクォーツ時計は登場していませんでした。すべての国産時計が日本国内で作られ、並品の時計でも長くしっかりと使える品質と耐久性を誇った時代でもあります。当時を知る業界の諸先輩によると、まさに高度経済成長時代の真っ只中で、時計を並べているだけで飛ぶように売れたそうです。
 



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Posted by 島田市☆村松時計店 at 16:16│Comments(0)時計修理
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