2014年08月22日

1970年代のラドーダイヤスター【RADO DIASTAR】の修理

       1970年代のラドーダイヤスター【RADO DIASTAR】の修理
 1970年代に製造されていたラドー・ダイヤスターの修理品の画像です。今回、オーバーホールの修理依頼があり、これから見積もり作業を行なうところです。概算の費用として20,000円~25,000円を見込んでいます。
 ダイヤスターのケースは擦り傷に強い超硬質合金製のため、製造後50年位を経過した今でも光沢感があり、実にきれいです。ただ、落下等による強い衝撃には脆い面があり、打ち所が悪いとケースが割れてしまうこともあるので、その点だけは気をつける必要があります。
       1970年代のラドーダイヤスター【RADO DIASTAR】の修理
 機械が完全に止まってしまった状態でお預かりしました。裏蓋に1982(昭和57)年に修理をしたことを示す記載があったため、今回が32年ぶりの修理であることが分かりました。
 自動巻きローターに「RADO 25JEWELS」の刻印があります。腕時計の機械内部には軸受けの摩耗を最小限に抑えるために人工宝石の部品が使われており、その部品の数を称して17石、21石と呼びます。この場合は25JEWELSなので25石と解釈します。



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Posted by 島田市☆村松時計店 at 00:49│Comments(0)時計修理
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