島田市☆村松時計店　（時計の修理情報／時計の入荷情報）

　経年劣化で傷んでしまったロレックスの文字盤の画像です。黄色い文字盤は、元々はシルバー色でしたが、色焼けによってすっかり黄ばんでしまいました。
青色の文字盤は変色ではありませんが、サビがブツブツと裏側から浮き出てきています。
　こういった場合、傷んだ文字盤をきれいに修復する時計職人がいて、１ヶ月～２ヶ月の期間と２万円～２万５千円の金額で請け負ってくれます。
　作業の順序としては、文字盤の目盛りやロゴマークを剥がしてから、文字盤表面をすべて削り取り、手作業で丹念に修復していくとのことで、国産時計では何度も完成品を見たことがありますが、本当にきれいに仕上がります。
　ただ、文字盤を修復すると、【修復＝リダン＝改造品】の扱いとなり、メーカー修理の際に支障をきたす恐れもあるため、私の店ではロレックス等の有名ブランドウォッチの作業依頼はお断りしています。
　もし、ロレックスの【リダン】の修理を引き受ける時計ショップがある場合は、そういったリスクを承知の上で依頼したほうがいいと思います。